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過去のIROIROな作例一覧 >>> カラーダンボールにオリジナル印刷(2009年7月)
先月まで、地の色を変えることで、様々なオリジナル製品が作れることを紹介してきました。
今回はカラーダンボールにさらにオリジナルの印刷を施すことにより、
表現の幅をさらに広げられることをご紹介いたします。


明るいピンク系のソフトカラーローズという色を使った上差込下組式タイプの箱に
オリジナルの印刷を施してみました。
サイズ的には4号のサッカーボールが入る大きさです。
底は組み立て式になっているのでテープ等不要で、フタ部分のみ軽くテープ止めして梱包出来る形状です。

同系色・類似色・反対色といったそれぞれの印刷とカラーダンボールを組み合わせると、
色々なオリジナルパターンの印刷が可能です。

まずはピンク系の地の色に、同系色系の色を印刷をしてみました。
使用した印刷色はD010ぼたん色です。
やわらい雰囲気のローズカラーにあわせるととってもほんわかとした、
かわいらしい感じの仕上りになります。
女性用向けの小物を入れる際にオリジナル感を出したい時などにおすすめです。

ちなみに、反対色系の印刷をするとこのような雰囲気になります。
薄いピンクのカラーダンボールにパステル系のグリーンの印刷をすることによって、
さりげないイメージの印刷になります。
反対色系でもベースのカラーダンボール・印刷色共に濃い色合いを使用した場合と比べ
まったく違った仕上りになるのがわかります。

ところで印刷のデザインにおいて文字を印刷する際、文字部分に色をつけがちです。
しかし文字のまわりに枠を作り文字部分を白抜きにする「枠版」という表現手法にすると、
より文字部分が強調され、一般的なダンボール印刷でも良く用いられるかたちになります。
印版代は、文字の数や内容の細かさではなく、印刷を施す「面積」で決まるのですが、
通常の文字印刷と比べ枠を作ることによって印刷面積が大きくなるので
若干版代はお高くなりますが、それ以上のおしゃれな雰囲気とオリジナル感を作ることが出来、 印刷が引き立つと思います。

今回印刷しましたロゴ自体は横15cm×縦2.5cm程度の小さい印刷ですが、 ワンポイントの印刷を追加するだけでオリジナル感が出てよりアピール度が高くなると思います。

当社では、印刷色自体は絵の具などである24色程度は少なくても取り揃えておりますで、
使用するカラーダンボールとの相性によっていろいろお選びいただけます。
色・印刷色についてオリジナル感を出したいとご相談いただけましたらアドバイスさせていただきますので、 お気軽にお問合せください。


またオリジナルの印刷を施すという意味では、下の写真のようなフルカラー印刷を施すことも出来ます。
ただしこのパターンの印刷は、地の色が普通の白色のものに印刷を施しております。
その場合は印版代や印刷にかかるコストがとても高くなります。
今回ご紹介したカラーダンボールへの一般印刷では印版代も格安で済むため、極小ロットに向いています。
逆に大ロットになるような場合は、地の色も印刷してしまえば良いため、ダンボールの素材も安いものが使え、 フルカラー印刷でオリジナル感を出すという選択肢もあるかと思います。


今回紹介した作例は、 ソフトカラーという種類の、
ローズというカラーダンボールを使って作られています。


ダンボールを使っての加工でしたら
可能な限りご要望にお応えいたします。
まずはお気軽にご相談下さい。
プロのダンボールスタッフが迅速・丁寧に対応させていただきます。
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