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過去のIROIROな作例一覧 > 網点印刷のカラーダンボールでアピール度アップ(2009年8月)
先月、カラーダンボールへの印刷をご紹介いたしましたが、
今回は網点印刷による印刷のバリエーションをご紹介いたします。

夏のイメージにぴったりなスカイブルーのカラーダンボールを使ってご説明させていただきます。


ダンボール箱形状はN式フタ額縁タイプと呼ばれているものです。
4月にご紹介いたしましたN式サイド差込式形状等でもいいのですが、
一体型でかぶせフタが付いているので、ちょっとおしゃれに見えます。

よく靴を入れる箱として使われることが多い形状ですが、
サイド差込/上差込式と比べて、目にする機会が少ないので、
パッケージとして差別化をはかることが出来ておすすめです。

印刷部分にご注目ください。
網点印刷という手法の印刷になりますが、
文字通り文字やロゴを点だけで印刷する方法で、
文字にアクセントをつけたい場合や、
影をつけたい場合の濃淡の表現時に良く使用されます。

実際に施す印刷は1色なのですが、
網点部分とベタの部分の効果で2色印刷のようにも見えます。
印版は印刷する際の色ごとに作るため、2色印刷のように見えても作る印版は1つで済み
別途料金が発生するわけではございませんので、
2色にするよりも網点印刷の方が圧倒的に低コストで生産できます。

是非、網点を使った印刷もご検討いただけたらと思います。

今回使用した印刷色は群青色(SF57)です。

そして、印刷色で同系色と反対色系のインクを使用した場合の箱を比較すると
このような雰囲気になります。
左側 茶色(SF82)  右側 群青色(SF57)
同じ網点印刷という手法を使ったものでも、
印刷された後の品物の色イメージは随分変わってきます。
右の箱はさわやかなスカイブルーに同系色の濃いブルーで印刷し、
より清涼感が増し落ち着いた感じの仕上りになります。
左の箱はブルー系と違って、やわらかい雰囲気に仕上がります。

今回印刷しました網点ロゴ自体は横15cmX縦3cm程度の小さい印刷ですが、
ワンポイント印刷を追加するだけでオリジナル感が出て
よりアピール度が高くなると思います。


今回紹介した作例は、 ソフトカラーという種類の、
スカイというカラーダンボールを使って作られています。


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