過去のIROIROな作例一覧 > 茶ライナーでチョコレートの引き出しと展示用什器('10年02月)
今月は、茶ライナーというカラーダンボールを使って バレンタインのチョコレート包装用に作成した商品をご紹介いたします。 |
まずチョコレートを2段に入れて箱詰め出来る、引き出し型のカラーダンボールです。 |
色目的にチョコレートのイメージと茶ライナーの色がピッタリとマッチしています。 引き出しタイプにしたことで、 普通の蓋/身に別れている箱や、一体型の差込式の箱に比べインパクトが高く、 高価なイメージを出す贈り物の用途にはおすすめの形です。 商品のチョコレートを食べた後ちょっとした小物入れとしても使えそうです。 今回引き出し2段で作成しておりますが、3段用など段数を変えても製造可能です。 また、この引き出しタイプの形状で寸法を大きく作ると、 家庭用のちょっとした物を入れる家具として使用することも出来る形です。 ご希望の引き出しのサイズや段数をご連絡いただければ、 ご要望にあわせたパターンをご提案いたします。 引き出しは底面にパットを入れてあるので、 カラーダンボール裏側のクラフト色が見えないように工夫をしてあります。 |
引き出し自体の強度面では、4面に額縁と呼ばれる折り返しがついておりますので、 かなりしっかりした作りになります。 |
今回設計をする際、お客様からのリクエストで 細かいところですが引き出しの内寸法を77mmに設定いたしました。 贈り物だけに縁起をかついでみたようです。。 発送荷姿ですが、 引き出しは組み立て式、まわりの枠は1箇所糊貼りした状態で畳んで納品されますので、 組み立てたイメージの体積に比べてとても小さくなり 保管スペースを取ることはございません。 |
次にご紹介するのは、 先に紹介いたしましたチョコレートの引き出し箱を4セットで梱包し 送られた店頭にて販売する際に、そのまま展示台として使用できる、 外装箱を兼ねる展示用の什器です。 |
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梱包時は普通の上差込下組箱形状の箱ですが、 店頭にチョコレートの引き出し箱を陳列する際、 外装箱の側面に入っているミシン目をに沿って切りとっていくと、 展示用の什器として使用することが出来ます。 |
ミシン目に沿って切り離す加工は、その切れ目の長さと間隔をどのように設定するかが 梱包設計の上ではとても難しいところです。 ミシン目を多く入れすぎると輸送中に破れてしまったり、 逆にミシン目が少なすぎると切れなかったりと調整が難しいのです。 材質等によって強度が変わるため、この調整巾が変わってきます。 そのため梱包後の輸送形態や、展示に携わる方のイメージをお聞きしてから ご提案させていただいております。 |
ちなみにミシン目の部分は抜型によって加工されますので、 今回の直線状のものだけでなく、曲線状にもでき、 ご要望の形状にて仕上げることが出来ます。 通常外装箱は商品を出してしまうとゴミになってしまいますが、 什器として使用すると環境に優しくエコですし、 外装箱と什器を別々に作成するとかなりのコストが発生してくるのですが、 今回のように一体型にすることにより、 2分の1以下にコストを抑えて作成することが出来るのでおすすめです。 |
今回紹介した作例は、 色ライナーという種類の、 茶ライナーという名前の材料で作ってあります。 作例の茶ライナーを使った引き出しタイプの梱包やミシン目を使った外装・什器、 そしてもちろんキウイ色以外でもIROIROとご要望にお応えいたします。 まずはお気軽にご相談下さい。 プロのスタッフが迅速・丁寧に対応させていただきます。 → 電話029-885-4585 問合せフォーム |