過去のIROIROな作例一覧 > 茶ライナーの緩衝材付個装箱と取っ手付贈答箱('10年10月)
今月は、色ライナーの茶というカラーダンボールを使ったラー油3個入れの個装箱とお味噌テイクアウト用の取っ手付箱の作品事例をご紹介いたします。 |
まず、ご紹介するのはラー油3個入れの茶色い個装箱の事例です。 |
内容物がラー油ですので、使用するカラーダンボールは辛いイメージが連想しやすい赤茶系を提案いたしました。 辛いと言うと真っ赤なものや、黄色などもありますが、季節がら、秋やハロウィン・クリスマスなどのイメージにもつながるように茶としたのも、決めてのひとつだったかと思います。 形状については、クライアントから商品を横に寝かせる、もしくは立てて梱包するのはありきたりなので、なにか違った入れ方をしたいとの要望がありました。 そこで、今回斜めに商品を入れておけるように同じ茶ライナーで緩衝材を設計・提案させていただきました。 |
この茶色い緩衝材は底面からフラットで高さを設定するのではなく、前と後ろに約1センチほど段差をつけてみました。 |
その段差をつけることにより、商品がしっかり抑えられ安定するので、クライアントからも好評でした。 この茶色いラー油3個入れ箱は側面に額縁があり、サイドで差込形状なので、かなりがっちりしていて緩衝性も高いものになります。 納品時は、本体・緩衝材それぞれフラットな状態で納品になります。 |
ラー油を詰める時は、茶色い本体を組み立て、中の緩衝材を折り、本体に組み込むだけで簡単に組み立てることが出来ます。 今回はラー油用として提案させていただきましたが、瓶に入っている商品でしたら同じように設計して使う事が出来ると思います。 たとえばジャム用の箱など、今回使ったような赤茶系のカラーダンボールで生産すると、いちご・ブルーベリーなどのイメージにとってもマッチしておすすめです。 次にご紹介するのがこちら、お味噌用の茶色い取っ手付き贈答ケース。 |
通常の発送用ではなく、店頭でお味噌を小売りした時のテイクアウト用として使用したいとの要望があり、持ちやすい持ち手付の贈答ケースをご提案させていただき採用になりました。 また、深い赤茶のカラーダンボールを使用することにより、フタを開けた時にお味噌が引き立つ色合いになりとても好評でした。 こちらは納品時側面1箇所糊貼りをしたフラットな状態での納品になります。 |
組み立てはテープ等を使う必要がない設計になっております。 ソコは差込式になっているので、長側面凹→両短側面を順番に折り曲げます。 |
最後に長側面凸を最後に折りこんでいただくだけでソコがロックされます。 |
次に取っ手付のフタ部分ですが、長側面を折り曲げていただきます。 |
次に両短側面の穴部分に長側面の突起部分を差し込んでいただけると箱が完成です。 |
お土産をもらって箱を開ける時は、側面の穴から取っ手を少し下に押し下げて、突起部分のロックをはずすと簡単にフタを開けることが出来ます。 フタはテープ不要なので何度も開けたり閉めたりすることが出来、表面の茶色もはがれずに済みます。 |
今回紹介した作例は、 色ライナーという種類の、 茶ライナーという材料で作ってあります。 茶ライナーを使った緩衝材付の個装箱や取っ手付きの贈答箱以外でもIROIROとご要望にお応えいたします。 まずはお気軽にご相談下さい。 プロのスタッフが迅速・丁寧に対応させていただきます。 → 電話029-885-4585 問合せフォーム |