Q&A集 (回答)
- Q12.指穴とか蓋ロックとはどんなの?
A. まず指穴のご説明です。
差込式の蓋の場合、再封性に優れて便利なのですが、 開ける時に意外と指が入らなくて、開け辛いのです。
そこで蓋が差込まれる側に半円形の切込みを入れてあげると、そこに指が入るため 差込まれた蓋を押し出すことができ、開け易くなります。
次に蓋ロックです。
差込式の蓋の場合で特に蓋をテープなどで止めない場合や、 底面を差込式にした場合、蓋が内容物に押されたりして、開いてしまう恐れがあります。
それを防ぐ為に、差込まれた蓋を、差込まれる側の面から伸びたベロを更に差込んでロックします。
この場合、蓋が開いてしまう心配はなくなりますが、今度は最初に説明した開け辛いという現象が また出て来てしまいます。
そこで蓋ロックにも指穴加工をして、ロックを簡単に解除できるようにします。
特に開ける時の心配が無い底面などは、指穴も必要ないですし、 蓋をテープなどでしっかりと封する場合は、ロックも必要ないと思います。
開け閉めを繰り返したり、またエンドユーザーの開け易さなどを考慮する場合にオススメです。
なおN式など、蓋を差込まれる部分のカラーダンボールが折り返されているような場合でも それぞれの加工は出来ます。